日本人学校等学校採用教員 現役学校採用教員レポート
Tさん
シンガポール日本人学校クレメンティ校
2018年度赴任
前職は愛知県田原市の小学校で専科教員(音楽・理科・図工・書写)、豊川市の小学校で4年間学級担任
応募のきっかけ
もともと海外の途上国支援(教育)に携わって働きたいと思っていたが、自分が支援するより未来ある子たちに「知らないこと」を教えたり考えたりさせるきっかけを与えようと思って教員になった。いざ教員になると楽しくて、海外で働く夢は叶えることができないままかもしれないと思い、そう思ったときにすぐに応募した。「今」行きたいという気持ちが大切だった。
学校の様子
私立の小学校なので、家庭環境が安定している子が多く、勉強や生活面での保護者のサポートが公立の小学校より厚い。
週3回あるレベル別の英語の授業や、1年を通して行われるイマージョン水泳・音楽が特色。
様々な都道府県から来ていること、ハーフの子がいること、シンガポールに住む歴が異なることなど、「違うこと」が当たり前なので、「違いを受け入れ合う」ことができる。日本の文化だけでなく、シンガポールの文化を感じられる授業がたくさんあるのがよい。
現地での生活
シンガポールは日本よりも進んでいて困ることはほとんどなかった。物価が高くて困ったくらい。
これから応募を考えているかたに一言
もし教師を長く続けたいなら、日本で数年経験をしてから受けることをおすすめします。日本で初任者研修や指導員の先生から学んだことは財産で、若いときに必死に毎日学んでいた時間を経て、海外で経験してほしいです。こちらでは「教えてもらえる」環境がありません。思いがある人こそ、海外日本人学校スタートは勿体ないと思います。
一日のスケジュール
05:30 起床 |
|
06:40 自宅を出発 | まだ外は暗いです。 |
07:10 出勤 | |
07:30 児童・生徒登校 |
教室で児童を迎えます。 |
08:30 授業開始 | |
12:20 昼食 | 児童は弁当持参。私はお昼を食べません。そこで丸付けや仕事をします。 |
15:10 児童下校 | 児童がバスに乗っているかチェックをします。 |
15:30 職員会議・事務作業 |
会議か事務作業 |
18:30 業務終了 | 帰る日は日によって異なります。1年目は早くて毎日20:30でした。 |
19:00 帰宅 | |
00:00 就寝 |