海外学校関係者の方

日本人学校等学校採用教員 現役学校採用教員レポート

Sさん

シラチャ日本人学校
2022年度赴任

前職は東京都の私立小学校で専任教諭をしていました。

応募のきっかけ

様々な先生や児童と関わり、新たな刺激を受けたいという思いが強くなったため応募しました。「こんな先生になりたい!」と心から思える先生にも出会うことができ、選択は間違っていなかったなと実感しています。将来的には、ここで学んだことを糧に、日本の学校で教鞭を取りたいと考えています。また、学生時代にバックパッカーとしてタイに訪れた際に、タイの風土や食事、人の優しさが好きになり、いつか住んでみたいなと思ったことも応募のきっかけです。

学校の様子

私の勤務するシラチャ日本人学校は、約400名の児童生徒が在籍しています。1年生から6年生まで、各学年2、3クラスあります。元気いっぱいな児童が多く、休み時間はサッカーやドッチボール、鬼ごっこ、大縄跳びなどで一緒に汗をかきながら遊んでいます。また何事にも真面目に一生懸命取り組む児童が多いため、授業もやりがいを感じます。私は『食産業でタイと日本をつなぐ』ことをテーマに、2学期から総合の授業に取り組んでいます。学校の花壇にキャッサバを植えて収穫しわらび餅をつくる活動や、タイに進出した日系企業の方に来校して頂きお話を聴く活動や、実際にタイの方にインタビューをしてその結果をグラフにまとめる活動を行いました。やりたいことに全力で取り組むことを応援してくれる学校です。ぜひ熱意のある先生に志望して頂きたいです。

現地での生活

日本で生活していた頃よりも一日一日が充実しています。私はスポーツが好きなので、バドミントンやサッカー、ゴルフを楽しんでいます。おかげで5sも痩せました。スポーツに国境はないため、タイ人とも仲良くなることができます。少しずつですがタイ語でコミュニケーションも取れるようになってきました。また、先生以外の方とも交友が増え、様々な業種の方と話す機会が増えたことも貴重だと感じています。日本に居た頃よりも刺激的なことが多く、視野が広くなったような気がしています。

これから応募を考えているかたに一言

『やりたいと思ったことを全力でやってみる』
私が常に意識していることです。もし迷っているようであれば、ぜひ挑戦してみてください。絶対に成長できます。

子どもたちとの休み時間の様子です。授業風に写真を撮りました。素直で良い子たちなので自然と距離も近くなります。

5年生は毎年11月に臨海学校を実施し、遠泳に挑戦します。今年度は500mを泳ぎきりました。練習のために2学期は週に2回水泳の授業があります。

バトミントンの様子です。火曜日と金曜日にそれぞれ違う場所で活動しています。タイ人に混じっての試合は緊張感があり楽しいです。

この写真はタイ北部のウドンタニーという場所で撮影しました。タイは観光地も多いです。休みの日はタイ国内でも十分に観光ができます。

一日のスケジュール

06:00 起床

タイは朝から温かいため、日本の冬に比べて起きやすいです。
06:40 ピックアップ 住んでいるコンドミニアムまで、学校のドライバーさんが来てくれます。
06:55 学校到着、出勤    朝の時間は慌ただしいです。体育がある場合は校庭に白線を引きに行きます。

07:30 児童登校開始

教室を開けて、児童の登校を待ちます。

08:15 1時間目開始   

授業時間は45分間、休み時間は10分間です。

12:00 昼食 手洗いや消毒を行ってから食べます。係がアンケートを取って決めた音楽を流しています。
15:25 児童下校 子どもたちの多くは、通学バスに乗って下校します。手を振ってさようならをします。

18:00 退勤、ピックアップ

遅くても19時までには退勤しています。

20:00 バドミントン  

曜日によって変わります。毎日何か活動しています。
22:30 帰宅 帰ったらクタクタでそのまま寝てしまうこともしばしばあります。
00:00 就寝