海外学校関係者の方

学校採用教員とは?

JOESでは「4月赴任 日本人学校等学校採用教員第1期募集」「同第2期募集」「その他の学校採用教員募集」を通じて、在外校が教員を雇用する支援を行っています。これらの雇用支援を通じて採用された教員を「学校採用教員」と呼んでいます。
「学校採用教員」は文部科学省が派遣している文科省派遣教師とは異なり、雇用契約を学校(運営委員会や理事会等)と結んでいただきます。

「4月赴任 日本人学校等学校採用教員第1期・2期募集」 雇用に関するガイドライン

「4月赴任 日本人学校等学校採用教員第1期・第2期募集」ではJOESが雇用に関するガイドラインを設け、これをクリアできる条件を提示できる学校が参加します。(「その他の学校採用教員募集」には、そうした条件を設定していません。)


2024年4月赴任第1期・2期募集のガイドラインの一部内容
  【 任期 】    2年以上。2〜3年を目安とする。
【 給与・賞与 】 手取りで月額15〜30万円以上相当の原則「現地通貨払い」。賞与は給与の1〜2か月分以上。
  【 住宅 】    学校負担による提供、または同等の住宅手当支給。
  【 医療 】    医療保険または民間の任意保険へ加入。保険料は学校が全額〜半額を負担。
 【 旅費等 】  赴任・帰任時の支度金と航空券等の旅費を支給。


 

「4月赴任 日本人学校等学校採用教員第1期・2期募集」で赴任する学校採用教員について

地域の事情や在籍人数など学校の状況は多種多様ですが、4月赴任の学校採用教員に多く見られる共通事柄や特色は次のとおりです。

 

  • 【募集の対象となる校種等】
    常勤で、文科省派遣教師とほぼ同様の職務に従事します。
    小学校や中学校各教科に加えて養護教諭や特別支援、幼稚園も募集の対象です。中でも子どもの数が多いアジア地域の日本人学校の小学部の募集が多いです。

  • 【業務】
    担任や副担任、教科担当の際の授業数は週20〜25コマ程度が目安です。
    赴任した在外校の規模や人数により、管理職と話し合いのうえ自分の免許外のことを教える場合もあります。
    委員会・クラブ・部活動や校務分掌を担当することもあります。

  • 【研修】
    学校として初任者研修・全体研修・企業研修・現地校の授業見学・授業研究会などを制度的に行っているところもあれば、都度行っているところもあります。全国から実力のある教員が集まっていて、地域ごとの学校文化の違いに触れつつさまざまな授業法や指導法に接することができる環境です。

  • 【任期満了後の進路】
    任期の最終年度に公立学校教員採用試験を受験したり、学校採用教員の募集に応募したり、赴任している学校で契約を延長したりして、教職を目指すかたが多いです。
    JOESでは就職先の斡旋はしておりませんが、帰国後も教員を目指す予定のかたに向けて教員採用試験対策講座等の就職サポートを行っています。

  • 【帰任した学校採用教員の声】
     ○理科の実験など教科書どおりに授業を進められないことがあったが、工夫して乗り越えることで教員としての幅が広がった。
     ○バックグラウンドがさまざまな児童生徒や教職員がいて、よい意味で価値観が壊された。柔軟性と協調性が大切だと感じた。

     
 

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在外校支援チーム 学校採用教員雇用支援担当
TEL:(海外から)+81-3-4330-1348 (国内から)03-4330-1348
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