海外学校関係者の方

教育活動等援助 過去の援助実績

上海日本人学校(浦東校、虹橋校、高等部)(2014年度)

(1)学校名 上海日本人学校(浦東校、虹橋校、高等部)
(2)責任者名 校長(浦東校) 淺木 賢介
(3)担当者名 教諭(高等部) 登り山 和希
(4)事業の名称 上海読本「日中の懸け橋となった人々」作成事業
(5)事案の概要 日本と中国は古くから交流のあった隣国同士でありながら、子ども達がお互いを身近な国として尊重し認め合う教育実践とその道具建ての研究は、あまり例がない。とりわけ中国で少年期を過ごす日本の子ども達が「第二の故郷」ともなる中国を理解し、そこに住む人々との心の交流を大切にするよう育んでいくための有効な手立ては、ほとんどないのが実情である。
本校では浦東校・虹橋校・高等部の3校の有志教員が集まり、日中両国の相互理解・互恵発展のために尽くした日本人に焦点を当てた教材を研究・開発することとした。中国ゆかりの先人の生き方や、日本と上海を結んだ偉人を物語にして活用することは、子ども達にとって関心を持ち易いとともに、将来の日中の懸け橋となるキャリア教育としても大きな一助となる。また、中国の人々に日本や日本人を理解してもらうための有効な礎を提供することにもなると考えた。
本書で紹介された人物は全体で11人、また小学校低学年向け教材として中国における日常生活での読み物教材(3テーマ)を掲載している。
(6)実施時期 2014年4月〜2015年3月<完了>
(7)経費確定額 円貨換算額:1,528,530円
(8)成果物 上海読本(第1集)『日中の懸け橋となった人々』上海日本人学校編
(9)写真等

本教材を活用した研究授業の様子

本教材を活用した研究授業の様子

本書監修者である福田富美雄先生の指導講話(写真中央)

本書(全体像)

本書ページ内容(小学校中学年向け教材:阿倍仲麻呂)

本書ページ内容(中学生向け教材:伊吹山徳司)

財団援助額 500,000円