教育活動等援助 過去の援助実績
ナイロビ日本人学校(平成15年度)
(1)学校名 | ナイロビ日本人学校(ケニア) | ||
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(2)責任者名 | 校長 浅野 正邦 | ||
(3)担当者名 | 教頭 元木 孝次 | ||
(4)事業の名称 | 『ケニアで和太鼓』プロジェクト | ||
(5)事案の概要 | このプロジェクトは、ケニアのマンゴーの木と牛の皮に日本の技術を加えて和太鼓を作成し、これを演奏するというもの。 和太鼓は、「日本の音」。この作成プロセスに、児童生徒・教職員は勿論のこと、保護者、さらにはケニア日本人会の有志の協力を得た。この活動は、小学部1・2年生の生活科や小学部3年生〜中学部3年生までの「総合的な学習」の時間をあてた。そして和太鼓演奏を学習発表会(学校行事)や学校間交流(現地校やインターナショナルスクールとの交流の場においての日本文化紹介など)で実施し、さまざまな行事の場で発表・発信していく事になる。 日本の伝統文化である和太鼓の製作・演奏への取り組みを通じて、児童生徒に、遠く離れた祖国の文化とその根底に流れる「日本人の心」に触れさせることができる。また、この活動から一つのことにねばり強く取り組む姿勢や豊かな表現力を身につけるとともに、児童生徒の情操教育に役立てていきたい。 さらには、ナイロビにおける日本文化の発信と、現地のアフリカンドラムとの共演など、「音」を通じて異文化交流の架け橋となれるよう実践していきたい。今後の方向として、この太鼓を活用して、ケニア在住のインター校や現地校との活発な文化交流を更に広げていきたいと思う。 |
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(6)実施時期 | 平成15(2003)年10月〜16年3月完了 | ||
(7)経費確定額 | 204,540円 (142,247ケニアシリング) | ||
(8)成果物 | 本報告書のほか、研究報告「和太鼓」(製作技術指導者 石川和博氏)、子供たちの感想文 |
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(9)写真等 |
マンゴーの木の荒削り 和太鼓名前入れ式 職員の練習 Rosslyn校生徒が体験 学習発表会 親子お楽しみ大会 |
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財団援助額 | 190,000円 |