海外学校(在外教育施設)関係者のみなさま

教育活動等援助 過去の援助実績

マーストリヒト補習授業校(平成21年度)

(1)学校名 マーストリヒト補習授業校
(2)責任者名 理事長 岡 洋平
(3)担当者名 幹事 柳井 正史
(4)事業の名称 補習授業校現地採用講師のスキルアッププログラム(教育の質の向上)
(5)事案の概要 補習校現地採用講師のスキルアッププログラム (教育の質の向上)として大都市ではない地方の 小規模補習授業校での教育の質の向上を図ることを目的とした当校では初の取り組みです。週5日の全日制日本人学校に対して、 毎週土曜日だけの補習授業校では土曜日だけの講師をしていだたく方を探すだけでも大変な状況に加えて、 教員経験や教員免許を保持している方を地方で探すのは容易ではありません。また、中には小規模校の教育の質若しくは 講師の質に疑問を持つ保護者も昨今出てきておりこれに対して、自信をもって講師もしくは学校として回答できるまでの他校を 含めた状況やレベルなどの情報を十分に持ち合わせていないことを認識しております。そこで教育に情熱はあるが経験が ない講師の方々に様々なスキルアッププログラムを設定し、より高いレベルの教育を未来の日本を担う子供たちに自信を もって提供していくことを目的とした活動です。
 具体的には同じオランダ内の他の大規模補習授業校講師や 全日制日本人学校教員とのワークショップを計画し、当校の現状を正確に把握し、よりよい教育に向けた改善方法について 他校の良い点を積極的に取り入れつつ当校としてのより高いレベルでの教育体制を構築することです。
(6)実施時期 2009年7月〜2010年3月(完了)
(7)経費確定額 円貨換算額:109,798円 現地通貨合計額:844.64ユーロ
(8)成果物 1.来年度からの新しい学校運営及び教育体制の設定
アムステルダム校で既に実施している2期制の導入及び個人面談を成績表とリンクしたフィードバック面談に強化変更。また、 学期初めに講師から保護者に対する教育内容・項目・カリキュラム・宿題の方針説明会を設定し、補習校としては最も大事で ある保護者と一体化した教育体制を堅固のもととする。
2.講師及び学校のレベルを客観的に把握するための評価テスト導入
生徒の為だけでなく、学校としての現状教育レベルを客観的に把握するく、ワークショックにて検討を重ねた結果として 来年度より統一評価試験を全学年で導入することとした。
3.複式クラス授業の効率化
小規模補習校では講師数や経費の制限及び生徒数の減少などで複式授業を導入せざるを得ないのが現状である。単式に比べて 他の学年を教えているときの自習などにより教育効率が下がるのをやむ得ずとせず、改善するために保護者の協力を要請し、 漢字テストなどを別教室で集中的に実施する体制、ワークショップと成果として確立し次年度から本格的に実行する。

以上3点が明確な本年度の教育の質の向上を目的としたワークショップの成果です。忙しい中当校の依頼に耳を傾けて頂き、 快く様々な面で協力頂きましたアムステルダム補習校、ロッテルダム日本人学校及び補習授業校関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
(9)写真等

当校講師保護者によるワークショップ

正面当校講師陣 非常に悩み真剣に協議している様子が覗える

同じオランダにある全日制日本人学校を訪問

日本からの派遣教員による最新の日本教育現場を勉強

右隅に手しか写っていませんが、算数の授業で熱心に授業の進め方などをノートしている当校講師の様子が覗えます

黒板への板書の仕方も大いに勉強になりました

現在オランダの現地及びインターナショナル校では黒板に変わりスマートボードと呼ばれるコンピュータ直結の特殊プロジェクターに 主流が移っていますが、文字を多く覚える必要がある日本の国語の授業では黒板と板書の威力はまだ大きいのかと痛感した。

財団援助額 50,000円