海外学校関係者の方

在外教育施設事務長会議 2015年度開催内容 分科会D-欧米地区・補習授業校<8月7日(金) 14:20-15:50>

情報交換&フリー協議

◆校歌をどのようにして制作したか
◆運動会の開催
◆事務職員の契約、評価、給与形態
◆小学校の先生の担当学年
◆クリミナルチェック等

校歌をどのようにして制作したか

  • 保護者や子どもたちに一般公募した。作詞や曲の良いところを採って作成した。
  • 一般公募したが、メロディーは専門家に依頼した。
  • 創立10周年に、専門家に依頼した。
  • 登記をした時に、児童生徒から公募しプロに作曲してもらった。

運動会の開催

  • 幼稚部は午前中2時間とし、小学部は午後3時間としている。
  • 幼稚部と小学部は午前中、中学部および高等部は球技大会をしている。
  • 幼稚部と小学2年までは午前中のみ、中学部は球技大会を午前中別に行い、午後から合流する。高校生は保護者と一緒に運動会の用具の出し入れ、模擬店などを行っている。
  • 複数のキャンパスで行う。幼稚部は午前中。小学6年生以上は用具等担当させる。運営は教職員。事務局は全校に対応する(テントやポータブルトイレなどの設置等)。
  • 幼稚部から高等部まで一緒に一日行う。用具の準備は保護者会が、競技等は先生方が担当する。
  • 児童生徒数が多いので、近所のハイスクールのグランドを借りて行う。幼稚部から高等部まで一緒だが、幼稚部は午前中のみ。事務局はテントや机、トイレなどを用意する。
  • 授業日に行うが、ひとつのキャンパスは幼稚部と小学部は春に運動会を行い、中学部と高等部は秋に球技大会を行っている。他のキャンパスは幼稚部から高等部一緒に春に行っている。準備は基本的に先生方が行うが保護者も大分手伝う。
  • 保護者を入れると大人数になるので、幼稚部は借用校、小・中学部はハイスクールのグランドで行う。以前は幼稚部から中学部まで一日行っていたが、幼稚部は午後までは耐えられないため午前中だけとした。準備は基本先生方だが、保護者も手伝っている。
  • 派遣教員(教頭)がいなくなってから、準備は事務局が担当となった。保護者ボランティアが中心となり、運動会の準備を行う。高等部の生徒も準備等手伝う。5千ドル予算を取っている。幼稚部から高等部まで一緒に参加するが、幼稚部は午前中のみ。
  • 雨天延期や中止は、校長と理事長が当日朝判断する。
  • 以前雨天中止をしたが、練習してきた子どもたちの気持ちに配慮して翌週にミニ運動会を実施した。
  • 去年から屋内で実施。音響の設置等をしなくても良い。運営は保護者ボランティアで幼稚部から中学3年生まで参加する。卒業生はボランティアで参加。
  • 運営委員会・事務局・教員・保護者の全員参加で用意する。以前は総務部主導で行っていたが、部長が替わるとできなくなるので事務局主導となった。
  • 雨天でも決行する。午前中は授業を、午後の3時間程度で運動会を開催する。プリスクールから中学部まで。
  • 日本人学校の体育館を借り、エアコンのきいた中で午後1時間半くらい実施する。1学年1種目で運動会の雰囲気を味わうことを目的としている。練習も1回だけとし各学年10分間、できるだけ練習のいらない種目にしている。例えば玉入れ・大玉ころがし・綱引きなど。

事務職員の契約、評価、給与形態

  • 事務員は年俸契約で火曜日から土曜日までのフルタイムで1人。アシスタントは時給で同じ曜日のパートタイム。週一日図書館の整備のために1人、土曜日のみのパートが1人いる。事務長は非常勤で、現場評価は校長が行い、二次評価を事務長が行う。
  • 事務員・職員評価は事務長が行い、講師の評価は校長、教頭、主幹が行い、理事長〈人事委員長〉に具申する。
  • 事務長の他にフルタイムが2人おり、1人は人事関係、もう1人は経理関係の業務を行っている。また、パートタイムが3人おり、学籍、先生方の宿題印刷や図書の管理等を行っている。さらに土曜日のみチャイルドケアに2人、コンピュータ関係で1人と契約をしている。評価は人事委員会が行っている。
  • 6人体制で、フルタイム、年俸制。時間外勤務にも対応する。今年度より体制を変えた。昨年度までは評価はなかったが、今年度より面談をして20項目5段階の評価をすることとなった。理事会で承認される。
  • 2人体制で1年契約である。給与形態は時給。毎年契約内容は変わらないが1年契約となっている。
  • 2012年度までは1年契約だったが、2013年から事務員および教職員を継続雇用契約にした。契約内容は変わらないが、給与通知は年度初めと、ポジションが変わった場合に行っている。経験年数手当てを設けている。
  • アットウィル契約だが、ハンドブックには常勤、非常勤となっている。例えば、「スクールイヤー(School Year)であなたは今年、非常勤の契約です。」または、「アットウィル契約で、あなたは常勤の契約です」というような契約をしている。すべてハンドブックに盛り込まれた内容で契約をする。常勤は42日間勤務で非常勤は常勤の代行のため、場合によっては1年間勤務しないときもある。非常勤でも労災はおりる。
  • 6人の事務員と3人の用務員がおり、補習授業校土曜日出勤の代休は翌週平日にローテーション制により休んでいる。事務長、事務長補佐、経理は残業が付かない。他の職員は月給制だが残業代は支給される。教員は一年契約で校長、教頭が毎年12月頃面接をする。補習授業校の教員は評価に対して給料が上下することなくテーブル式になっている。また全日校の教員・事務員は校長が、事務職員は事務長が、事務長は理事会が評価をする。
  • 教員は1年契約で毎年書類を書き換え、この書類が外務省に提出する書類の明細となる。事務職員は事務長が評価するが、モチベーションを上げるため年間目標を年初に提出する。これが評価表となる。事務長の評価は理事会が行う。
  • フルタイム事務長以外にパートタイマーが2人体制で40時間勤務。月曜日から土曜日でシフトを組み連絡ノートを活用している。
  • 評価は給与に反映するのではなく、運営に生かす。評価ランク「A」を取ったら、年末ボーナスを出す。
  • 運営委員会は校長も参加して年6回開催され、理事会で議決される。
  • 校長に運営委員会や理事会で議決権がある学校 ⇒7校。
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小学校の先生の担当学年

  • 大半の学校は毎年学年を変えるが、変えない学校は1校。
  • 最低2年くらいは同じ学年を持ってもらい、変える場合は校長が決め理事会にかける。
  • 小学1年は固定の方が良い。
  • 積み上がっていく学習なので違う学年を持ったほうが良いとのことから変えている。
  • 小学部から中学部へ変える場合もある。
  • 教員より希望の学年を3つ挙げてもらう。希望がなければどの学年でも良いと判断する。
  • 学級編制の権利は、事務長や校長が持っていたほうが良い。

クリミナルチェック等

  • 州政府より、教育機関では全教員にクリミナルチェックをかけるよう言われている。
  • 法律が厳しいので全職員行っている。
  • クリミナルチェック・TBテスト・ヘルスチェック(医師の問診)を行っている。
  • 1人5ドルかかるが、二重チェックをしている。
  • ヘルスチェックは医者から一筆もらっている。
以上