プレスリリース

プレスリリース

テヘラン日本人学校「修了証書授与式」を弊財団にて開催しました2026.03.16

テヘラン日本人学校は、イラン情勢の悪化のため、派遣教員は1月に帰国を余儀なくされました。子どもたちも全員、帰国し、国内の帰省先の学校に籍を移して登校している状況です。

今春に予定されていた卒業(修了)証書授与式について、2月、テヘラン日本人学校は現下の状況を踏まえ、国内で式を行うことを検討。海外子女教育振興財団(JOES)はJOESの会議室を提供しました。

3月15日、全国各地から、児童生徒・保護者および教員、学校理事会役員はじめ関係者など約50人が集まり、テヘランに残る日本国大使館関係者や同校の現地スタッフの方々とオンラインで繋いで式が執り行われました。

受付が始まると、久しぶりの再会に涙を流しながら無事を喜んだり、卒業生を称えたりする姿が多く見られました。

会場は、朝早くから教員が集まり、オンラインの準備をしたり、届けられたメッセージを掲示したり、紙の花などを飾り付けたり。「子どもたちをはじめ、参加される皆さんにとって、思い出に残る素晴らしい会にしたい」という先生方の思いが満ち溢れていました。

国歌斉唱に続いての「修了証書」授与。「卒業証書」は、すでに籍を置いている日本の小学校から出されるため、渡すことができません。それでも修了証書を誇らしげに受け取る卒業生に向け、西田校長は「活躍の舞台は先にあって、置かれた場所で花を咲かせてほしい。優しさで人を支え、笑顔にできる人に成長していってほしい」と祝辞を送りました。

その後、オンラインで繋いだテヘランから日本国大使館の公使によるお祝いの言葉が寄せられたり、在校生がこれまでの感謝の思いを伝えたりしたほか、思い出のスライドも流され、会場からは時折、歓声が上がりました。

卒業生からは「テヘラン日本人学校で学んだことや、支えてくれた人への感謝の気持ちを忘れずに中学生になっても頑張りたい」などの決意が述べられ、エールを送るように何度も頷く参列者の姿が多く見られました。

テヘラン日本人学校は、新年度から休校になる予定で、ショックを受けている子どもは少なくありません。

西田校長は、「子どもたちの心理的ケアを大事にしていきたい」と話すとともに、「現地社会において、邦人のみならず、日本人学校は大切な存在。日本の将来のためにも、学校再開に向けて努力したい」と思いを込めます。JOESは、その願いに共鳴し、JOESの維持会員企業がお名前を連ねる同校理事会とともに、情勢収束後の学校再開に向けて尽力します。

一覧に戻る