プレスリリース
宮城教育大学と「国際理解教育に関する調査及び研究実施に関する協定書」を締結しました2024.07.18
海外子女教育振興財団は、6月11日に宮城教育大学と「国際理解教育に関する調査及び研究実施に関する協定書」を締結しました。
これは近年外国に居住・滞在している邦人が増加しており、それに伴い在外教育施設振興法(略称)の検討事項でもある在外の就学前の子どもに対する教育について充実した方策を探るための協定です。
具体的には、在外教育施設幼稚部の教育・保育活動充実、活性化に向け、幼稚園教諭免許取得済みまたは取得見込みの学生を2週間の短期で派遣することを目的としており、6月下旬に宮城教育大学学部生2名がグアム日本人学校(幼稚部)に派遣されました。
同幼稚部等の教育活動の中で調査研究を行うとともに、グアムの自然・社会環境を活用した幼児向け海洋教育探究学習プログラムを開発・実践しました。
また、宮城教育大学教授が学生による活動を視察するためにグアム日本人学校を訪問した際に、幼稚部教員との保育カンファレンスを行いました。
日本人学校からは幼稚部教員の指導力向上に直接つながる機会になったと大変喜ばれました。
海外の日本人学校でこのような実践が行われるのは初の試みとなり、今後のさらなる日本教育のグローバル化、海外子女教育の振興が期待されます。