プレスリリース
第1回「日本人学校入学オリエンテーション」を開催しました2024.05.01
4月25日、第1回「日本人学校入学オリエンテーション」を行いました。
第1部では弊財団の教育アドバイザーより、世界に94校ある日本人学校の概要とその魅力について、日本国内と同じ学習を保障しつつ、海外という地の利を生かした各校独自の質の高いグローバル教育等が、政府を含めた手厚い連携のもとで行われていることなどが解説されました。
第2部ではバルセロナ日本人学校(スペイン)の永井修校長とイスタンブル日本人学校(トルコ)の小川聡子校長が登壇され、それぞれ多くの画像を画面共有しながら自校についての具体的な紹介がありました。
両校ともに、人格形成含めたきめ細やかな指導や配慮が工夫して行われており、特に学校独自の取り組みによる現地理解教育や語学教育、帰国後の進路指導に注力されている様子が浮き彫りになりました。
第3部では、クアラルンプール日本人学校(マレーシア)に小学校1年から4年まで通った経験のある大学生が、当時の様子や思いを話しました。
日本人学校に行ってよかった点として「日本とほぼ変わらない環境で勉強ができるのでストレスが少なかった」「多様的な考え方を持てる」「日本の各地や海外にも友達ができる」ことを挙げ、「海外での経験は絶対に役に立つので大切に。どこへ行っても楽しい思い出ができることが大事」とメッセージを送りました。
その後、海外の視聴者から帰国後の適応や英語の保持・伸長に関する質問が挙がったほか、赴任が決まっている方からは「ピンポイントで、日本人学校に関する相談はできるのか」といった問い合わせがありました。
それを受け、弊財団から「個別の教育相談を行っているほか、『渡航前配偶者講座』内で『赴任地別懇談会』を実施しており、当地に詳しい者を含めて小人数で懇談できる機会を設けているので、ぜひ活用していただきたい」との案内がありました。
終了後、視聴した方々からは「日本人学校であってもグローバルな体験ができ、語学教育にも力を入れられていることがわかってよかった」「説明会を聞いて安心した」「もっといろいろな日本人学校の先生や帰国生の話を聞いてみたくなった」等の声が寄せられました。
次回は6月29日に行われる予定です。
海外子女教育振興財団
教育振興チーム