海外子女教育ニュース
2025年度「在外教育施設事務長会議」を開催しました2025.07.30
7月28・29日、弊財団にて日本人学校・補習授業校の学校運営事務に携わる責任者を対象に「在外教育施設事務長会議」が開催されました。
隔年で行われている本会議の目的は、学校経営業務・事務についての情報交換を行い、問題点を共有し、対応策を協議することにより、在外教育施設の経営管理及び改善に資すること。
初日は、日本人学校、補習授業校それぞれ地域別に計5つのグループに分かれ、「学校の運営・経営に関する課題」のほか、「国・地域及び現地特有の課題」について、それぞれ情報を交換しました。
また、文部科学省による講話「在外教育施設の現状と期待」および、外務省による講話「在外教育施設の意義と役割」が行われました。
2日目は、日本人学校、補習授業校それぞれ規模別に計5つのグループに分かれ、「学校の財務・経営に関する課題」をメインテーマに話し合われたほか、潟純Cズコンサルティング代表の吉田俊也氏による講話「学校の経営と財務」および、伊藤忠商事鰹辮ネ執行理事、人事・総務部長(兼)グループCEOオフィスの垣見俊之氏による講話「次の時代に向けた海外駐在員人事戦略と在外教育への期待」が行われました。
全日程を終えた事務局長等の皆さんからは「初めて参加したが、目からうろこのようなお話もたくさん聞けて、勉強になった。参加してよかった」「いろいろ課題をかかえる中での参加だったが、同じような立場の皆さんと繋がれて、アイデアを出し合えたのは大きな収穫になった」などの感想が寄せられ、終了時刻を過ぎても語り合ったり、写真を撮り合ったりする姿があちこちで見られました。
本会議に参加した弊財団職員からは「『もっと魅力的な学校にしたい』という皆さんの熱い思いや、日頃のご苦労がよくわかった。財団がすべきことを改めて考えていきたい」などの意気込みが聞かれました。