海外子女教育ニュース

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アメリカの教育関係者が海外子女教育振興財団を訪問(海外子女教育振興財団)2025.07.02

今年で35回目となるニューヨーク日本商工会議所主催「米国人教育者日本派遣プログラム」の一環として、アメリカのニューヨーク州、ニュージャージー州、コネティカット州の教育関係者等20人が6月30日、海外子女教育振興財団(東京都港区・以下「JOES」)を訪問し、日本の教育について説明を受けたほか、日米の教育事情等について情報を交換しました。

JOESからはオンラインでの視聴を含め25人が参加しました。
歓迎の挨拶後、文部科学省総合教育政策局国際教育課 課長補佐の岡嶋美和氏が「日本の教育制度」の概要を解説し、JOES職員が日本の公立小学校の生活について動画で紹介したり、JOESの活動や帰国後の受け入れに関して説明したりしました。

続いて、アメリカ側からも、「アメリカの現地校での日本人の子どもたちの様子」についての話がありました。

その後、地域・教育魅力化プラットフォームの白田栄如氏が「日本の地域に留学することの魅力」について案内し、さらに国際高等専門学校の田理尋氏が「エンジニアリングデザインを英語で学ぶ国際高等専門学校」について紹介しました。

ランチタイムを利用しての質疑応答では、アメリカ側から「教科書の縦書きと横書きの違いやねらいはなにか?」といった質問や、「アメリカでも決められた教育カリキュラムはあるが、比較的自由度がある」「掃除があることは知っていたが、給食の配膳を子どもたちがしているのは知らなかった」といった声が聞かれました。

一貫して和やかな雰囲気のなかでの情報交換会となり、今後、さらに親交を深めていくことが約束されました。

なお、アメリカ側代表のジョナサン・リー氏は、これからアメリカに渡航する子どもたちに向けて、「アメリカの学校には楽しいアクティビティがたくさんあります。きっと素晴らしい時間を過ごせることでしょう。私たちは両手を広げて歓迎します。待っていますよ!」と、笑顔でメッセージを送ってくれました。

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