海外子女教育ニュース
2023年度「在外教育施設事務長会議」を開催しました!2023.07.28
7月27・28日、弊財団にて日本人学校・補習授業校の学校運営事務に携わる責任者を対象に「在外教育施設事務長会議」が4年ぶりに開催されました。
目的は、学校経営業務・事務についての情報交換を行い、問題点を共有し、対応策を協議することにより、在外教育施設の経営管理及び改善に資すること。
初日は、日本人学校「大規模校」「中規模校」「小規模校」および「補習授業校」の計4つのグループに分かれ、「学校運営・経営に関する課題」をテーマに、財政状況や収入確保、教員確保や魅力ある学校づくり、教材・ICT、事務局の機能等について話し合ったほか、外務省による講話「在外教育施設の意義と役割(外務省からの視点)」が行われました。
2日目は、日本人学校、補習授業校それぞれ地域別に計5つのグループに分かれ、「国・地域及び現地特有の課題」をテーマに、児童生徒・保護者のニーズの多様化、理事会、土地・校舎、現地法制度、安全対策等について情報を交換するとともに、文部科学省による講話「在外教育施設の現状と課題」が行われました。
全日程を終えた事務長等の皆さんからは「たくさんの横のつながりができ、今後、困ったことがあったら『相談できる』と思えるようになったことは大きな収穫」、「違う地域・環境の中での学校経営の状況や課題を知れたのは大変興味深かった。帰国後、よいアイディアは取り入れていきたい」、「今回の会議で話し合われたことは、理事会や運営員会にも共有してほしい」などの感想・意見が寄せられました。
また、会議に参加した弊財団職員からは「皆さんから伺ったご意見やご要望を日頃の業務や新規事業のアイディアに生かしていきたい」との意気込みが聞かれました。