海外子女教育ニュース
「日本人学校マジきら会議2022」をオンラインで開催(海外子女教育振興財団)(2023年1月号)2022.12.26
海外子女教育振興財団(JOES)は11月15日から18日にかけて、時差を考慮し8回にわたって2022年度「日本人学校マジきら会議」を行った。「マジきら会議」は今年で2回目となり、コンセプトは「真面目な話を気楽に話せる場」。41校から65人の校長や事務局長等が参加した。
まずJOESの綿引宏行理事長から2030年を目指したJOESの動きや、そこを目指したこの半年間の活動、さらに先に行われた「運営委員長会議」で明らかになった「日本人学校の経営課題と今後のアクション案」等に関する説明があり、その後の意見交換では参加校から国やJOESに対する提案、問題提起、要望事項等が次々に出された。
後半では綿引理事長が日本人学校の経営基盤調査の結果について概要を述べ、中長期計画の検討を勧めたほか、JOESの今後の予定を説明した。
参加校からは「勉強になった、刺激を受けた」「綿引理事長の考えを知ることができた」「そこまでJOESが考えてくれていて感謝」等の声が多数寄せられた。また会議を視聴していたJOESの職員からは「各学校が地の利を生かし、工夫して教育を行っているのを感じて、自分たちができることは何かを考えさせられた」等の感想が聞かれ、今後の事業施策および要望事項立案にも大いに参考となる会議になった。