海外子女教育ニュース

海外子女教育ニュース

2021年度日本人学校等学校採用教員内定者研修を実施(海外子女教育振興財団)(2021年4月号)2021.03.16

海外子女教育振興財団は日本人学校等学校採用教員内定者に向けて、事前に動画による講義を配信し、2月28日にオンラインで研修を行った。
学校採用教員とは日本人学校等の現地採用教員のうち、本財団による支援制度を通じて採用する教員のこと。21年度の内定者は58人、赴任先はアジアの日本人学校を中心に26校にわたる。
今回の研修のおもな目的は、「海外渡航に必要な準備を行う」「海外子女教育、日本人学校等について理解し、教員としての心構えを認識する」「日本人学校等の教員として求められる基本的な心構え、具体的な指導方法等について学ぶ」こと。内定者は事前に動画で配信される講義を視聴してから、当日の研修に臨むよう促された。講義は「教師としての基礎的素養」「教科等指導の基本的な授業の進め方」について東京学芸大学附属大泉小学校の細井宏一副校長、「学級経営」「生活指導」「危機管理」について東京学芸大学教職大学院の赤羽寿夫教授が担当し、2月22日から3月末まで配信された。
28日の研修では海外子女教育振興財団の綿引宏行理事長のあいさつに続き、文部科学省総合教育政策局国際教育課の北山浩士課長が講話を行い、参加者たちに力強くエールを送った。また、上海日本人学校虹橋校の藤原鎌次校長、マニラ日本人学校の梶山康正校長、ブラッセル日本人学校の丸山巧事務長が「日本人学校等の教員としての心構えや期待されていること等」、国立特別支援教育総合研究所の滑川典宏総括研究員が「特別支援教育」、都立国際高等学校の高松美紀指導教諭が「授業技術の基礎」について講義した。
さらに教科等に分かれてのワークショップを実施し、参加者たちは各教科担当の講師によるきめ細かな指導を受けながら課題等に取り組んだ。
参加者からは「興味深い内容が多く充実した一日になった」「ディスカッションを通じて知識が深まった」などの前向きな声が多く寄せられた。

一覧に戻る