海外子女教育ニュース

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ヒューマンライブラリー「大人になった帰国子女」を開催(2019年5月号)2019.04.16

3月3日、国際文化会館(東京都港区)において、TCKids JapanとHuman Library Japanの共催で、「大人になった帰国子女」と題する対話型のイベントが開催された。
TCKidsとはThird Culture Kidsの略で、「帰国子女」とおおむね重なる意味。TCKids Japanは、ひとりの元帰国子女の気づきと思いからフェイスブックなどで仲間が集い、2016年からセミナーなどのイベントを開催してきた。
一方、ヒューマンライブラリーとは「社会のなかで誤解や偏見を受けやすい人々が『本』になり、一般『読者』と対話をする」形式のイベントのこと。
今回は四人の元帰国子女が「本」となり、それぞれ「帰国子女の人間関係〜『化学反応』を引き起こすには?」「バイリンガルについて思うこと〜帰国子女として、母として、教師として〜」「受け入れられたい一心で、東大・ハーバードへ」「帰国子女?純ジャパ?」と題して自身の経験や思いを語った。
第1部ではおよそ20人集まった10歳代から60歳代までの帰国子女本人やその友人、教師らが四つのテーブルに分かれて「本」を囲む形で対話。30分のセッションを3回繰り返して3冊の「本」に接した。
また第2部では全員が車座になって「帰国子女について周りができるサポートは?」などの問を中心に1時間弱のディスカッションを行った。
会場では議論が深まるとともに共感の輪が広がり、「自分たちが所属できるコミュニティー」が存在することの大切さを実感する温かい1日となった。

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