帰国生のための学校説明会 過去の開催一覧

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国内学校説明会・相談会 過去の開催

国内学校説明会・相談会 東京・名古屋・大阪 2019年度

◆ 2019年度は次の3会場で開催しました。

【主催】
公益財団法人 海外子女教育振興財団
【後援・協力】
(3会場全体)外務省・文部科学省
(東京会場のみ)東京都
(大阪会場のみ)大阪府教育委員会・兵庫県教育委員会
(名古屋会場のみ)愛知県・愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会・中部経済連合会・中日新聞社
  大阪 名古屋 東京
開催日時

2019年7月25日(木)
12:00〜15:30
・帰国生によるパネルディスカッション

・学校個別相談会

・当財団教育相談員講話 

・当財団教育相談

 

場所:大阪府立国際会議場 グランキューブ大阪
参加校・団体:97(ブース参加65、資料参加32)

2019年7月26日(金)
12:00〜15:30
・帰国生によるパネルディスカッション

・英語教育に関する特別講演

・学校個別相談会

・当財団教育相談員講話

・当財団教育相談

 

場所:愛知県産業労働センター ウインクあいち
参加校・団体:83(ブース参加48、資料参加35)

2019年7月30日(火)
11:30〜16:00
・帰国生によるパネルディスカッション

・IB教育制度に関する特別講演

・英語教育に関する特別講演

・海外で活躍する社会人による特別講演

・2分間プレゼンテーション

・「帰国子女のための外国語保持教室」体験授業

・学校個別相談会

・当財団教育相談員講話

・当財団教育相談

 

場所:東京都立産業貿易センター台東館
参加校・団体:188(ブース参加168、資料参加20)

会場の様子

個別相談会の様子(大阪)
多くのご来場者の方が学校ブースで相談したり、資料をお持ちになったりしていました。

個別相談会の様子(名古屋)
親子で熱心に学校担当者の方と相談されていました

講演の様子(東京)
多くのご来場者の方が、講演者の話に耳を傾けていらっしゃいました。
 

『帰国生のための学校説明会・相談会』を大阪(7月25日、大阪市・大阪府立国際会議場グランキューブ大阪)、名古屋(7月26日、名古屋市・愛知県産業労働センターウインクあいち)、東京(7月30日、台東区・東京都立産業貿易センター台東館)でそれぞれ開催しました。

会の目的は、海外から帰国した、または帰国予定の子どもとその家族が帰国生受け入れ校や教育委員会の担当者に直接質問・相談できる場を提供するとともに、受け入れ校と教育委員会に広報の場を提供すること。

当日は小学校から大学までの帰国生受け入れ校と教育委員会、海外子女や帰国子女を支える保護者の団体および特別支援教育に詳しい研究所が「個別相談ブース」を設けて来場者の相談に応じたほか、「資料コーナー」を設置して学校案内・入試要項など受け入れ校の資料や海外・帰国子女教育に関連したリーフレットを配布しました。

本財団からは教育相談員が教育全般に関する個別相談を実施、外国語保持教室も個別にブースを設けて相談を受けたほか、すべての会場で本財団の教育相談員が「帰国後の学校選択」に関して、各会場の地域性に沿った講話を行いました。また、帰国生によるパネルディスカッションも開催され、それぞれ海外にいたころや帰国当時を振り返り、学校を選んだ理由や受験勉強、入学してからの学校生活等について語りました。

さらに、東京と名古屋においては、英語教育の専門家による「広がる、英語検定・資格活用」と題した講演も行いました。加えて東京では、文部科学省によるIB教育制度に関する説明や海外で活躍する社会人による講話、また帰国生受け入れ校が自校の特色をアピールする「2分間プレゼンテーション」や本財団の外国語保持教室による体験授業も実施しました。

体験授業に参加した小学生は「お話を読んで質問に答えるゲーム感覚の授業ですごく楽しかった。全員に答えさせようとする先生の工夫を感じた」と話し、中学生は「いまは日本語の方が心配な状態だけど、周りもみんなが帰国生というのは変な気遣いがいらなくていいですね」と苦笑していました。

終了後、来場者からは「たくさんの学校が来ていて、どの学校も親身に相談に乗ってくれて希望を感じた。とにかく、子どもに合う学校を選びたい」、「パネルディスカッションでの経験談やアドバイスが参考になった。いままでピンとこなかった受験が目の前に来た感じ。相談ブースでどんな勉強をすればいいのかも教えてもらえたのでがんばりたい」といった声のほか、「海外にいる孫のために資料をもらいに来た」と大きなカートを引く老夫婦の姿も見られました。

また、参加した帰国生受け入れ校からは「帰国生や海外生と直接話ができるのは素晴しい機会。年々、皆さんの生活や学習環境が多様化しているのを感じて、受け入れる体制をどのようにしていけばよいのか考えさせられる」、「今回、ブースに来られたかたがたには、ぜひ一度、本校に足を運んで学校の雰囲気や子どもたちの様子を見てもらいたい」等の感想が寄せられました。