企業・団体担当者の方

研修・セミナー 過去の開催

2014年度 海外子女教育基礎講座(東京・名古屋・大阪)開催内容2017.01.27

2014年10月10日(金)真福寺講堂[東京都港区]、10月16日(木)名古屋国際センター[愛知県名古屋市]、10月23日(木)毎日インテシオ[大阪市北区]にて、維持会員企業・団体向けに海外子女教育基礎講座を開催し、3会場で維持会員企業・団体の人事担当者124社142名のご参加をいただきました。
本講座は海外人事経験の浅い方を対象に、海外の教育事情等の基礎的な内容を理解いただき、海外人事業務の参考としていただくための場として毎年開催していましたが、2010年度を最後にお休みさせていただいておりました。しかしながら「海外の教育事情をもっと知りたい」といった声を人事担当者よりいただく機会があり、今回は4年ぶりの開催となりました。

講座は3部構成となり、まず1部では現在海外にいる義務教育年齢の子どもの数とその学校選択について、また、海外における学校・教育の選択として日本人学校や補習授業校、現地校、インターナショナルスクール、海外で受講できる通信教育など、それぞれの教育制度、特色、カリキュラム等を説明しました。また、近年増加している乳幼児への教育として、母語の育成が重要であることやその指導方法、海外での幼児教育施設などを紹介し、最後に出国時の手続き方法について説明しました。

2部では帰国後の学校選択として、現在の都道府県別での帰国生の数や帰国後の就学について、小学校から大学までの一般的な受け入れ条件、海外の学校で取得できる卒業資格や大学受験資格などを紹介したのち、いくつかの教育相談事例を元に、教育相談員からポイントや気をつけてもらいたい点を説明しました。

3部では「財団事業の紹介」として、人事担当者、駐在員家族向けのサービスの内容や、財団が行っている在外教育施設への支援活動を紹介しました。

ご参加者からは、「帯同家族の悩みについて参考になった。」「学校選択上の考慮すべき事項が非常にクリアに理解できた。」「母語の確立があり初めて外国語の習得ができる。」「現地校、インターナショナルスクールを選択した場合の留意点がよくわかった。」等、たくさんの感想をお寄せいただきました。
お忙しい中をご参加いただきありがとうございました。
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