海外学校(在外教育施設)関係者のみなさま

日本人学校等学校採用教員 現役学校採用教員レポート

日本人学校で働く魅力は、職場の環境です。

福原 和美さん

平成28(2016)年度
【インド】ニューデリー日本人学校 学校採用教員

地元の大学を卒業後、新任で赴任。現在は小学部副担任、その他、小学部1年から3年の図画工作、小学部と中学部の家庭科を担当。

応募のきっかけは?

日本人学校を知ったきっかけは、大学時代に行った卒業研究です。短大と大学の両方で、日本人学校の教育について研究を行いました。そこで日本と同じ教育を受けることができる日本人学校の存在を知りました。調べているうちに、いつかどこかの日本人学校で働くことができればと思うようになりました。 しかし、実際にはなかなか応募に踏み切ることができませんでした。そんな時、大学のゼミの先生に日本人学校で働くことの魅力を教えていただき第2期募集で応募することにしました。今では、第2期募集に応募したからこそニューデリー日本人学校に赴任することができたと思い、とても感謝しています。

日本人学校の様子

ニューデリー日本人学校は、世界で3番目に古い日本人学校として昭和39年(1964年)9月1日に設立しました。平成3年(1991年)に現校舎(バサントクンジ地区)へ移転し、平成26年(2014年)に新校舎が完成し、創立50周年を迎えた歴史ある学校です。平成20年度(2008年度)では160名だった児童生徒数も、平成24年度(2012年度)には238名、平成28年度現在(2016年度現在)では266名と増加の一途をたどっています。小学部と中学部が一緒に掃除をしたり委員会活動をしたりと学年をまたいで子どもたちの仲がとても良い学校です。教師は子どもたち一人一人と向き合い、褒めるときには大いに褒め、叱るときには厳しく叱る温かい学校です。

現地での生活

戸惑うこともありますが、楽しいこともたくさんあります。正直日本では困らなかったことに困ったり、授業で使う物品が揃わなかったり不自由を感じることも少なくありません。しかし、そんなとき先輩の先生方やインド人スタッフの方が力を貸してくれてすぐに問題が解決します。ドライバーやヘルパーに私生活を支えられ、ここニューデリーは人の温かさを感じられるとても住みやすい街だと思います。世界遺産を見に行ったり、同僚の先生方でメトロ(地下鉄)に乗る行事があったりするなど楽しい週末を過ごしています。

これから応募を考えている方に一言

日本人学校で働く魅力は、職場の環境です。日本人学校に勤務する先生方は、日本全国から派遣されている実力とやる気のある先生方ばかりです。先生方の授業を間近で見る機会があること、気軽に相談にのってもらえること、こうした経験は自分にとって必ずプラスになると思います。応募を迷っている方がいましたら、是非説明会だけでもよいと思うので話を聞いてみてください。実際に海外に赴任されていた先生方から直接お話を聞けるとても良い機会だと思います。

2014年度に完成した新校舎です。1階を附属幼稚園が、2〜4階を日本人学校が使用しています。

毎年、運動会ではインドの民族衣装を着て、オリジナルのボリウッドダンスを披露します。

インド文化を体験する行事では、学校にやってくるラクダやゾウに乗って、子どもたちは大喜びです。

校外学習や修学旅行では、世界遺産のタージマハルや石窟寺院等を訪問し、インドの雄大さを感じました。

一日のスケジュール

05:30 起床・朝食 毎朝ヘルパーさんがチャイとちょっとしたインド料理を用意してくれます。
07:00 自宅を出発 2、3人の乗り合いでそれぞれの車を利用して出勤します。
07:45 出勤 朝の打合せで1日の流れを確認します。
08:00 児童生徒登校 スクールバスで元気よく登校してきます。ナマステー!
08:45 授業開始 曜日によって行く教室が異なりますが、みんなの元気なあいさつで授業がスタートします。
12:25 昼食 給食がないので、みんなお弁当を持参してきます。暑い国なので保管は慎重です。
15:45 児童下校 小学部が6時間授業のときはこの時間にバスが出発します。
16:00 会議 各種会議や打合せは、職員同士の大切な共通理解の場となっています。
19:00 業務終了 教材研究・授業の準備を終えて朝と同じように乗り合わせて帰宅します。
20:30 帰宅 調理実習の食材を買いに近くのマーケットに寄ることもあります。
21:00 夕食 自宅でヘルパーさんが作ってくれたご飯を食べることもありますが、家から歩いていける距離にあるおいしいお店に食べに行くこともあります。
24:00 就寝 明日の準備をして、趣味を楽しむなどリラックスしてから就寝します。