海外学校(在外教育施設)関係者のみなさま

日本人学校等学校採用教員 現役学校採用教員レポート

世界中で暮らし、学ぶ子どもたちがいて、そこで教える先生がいることを知りました。

柴崎 亜里沙さん

平成27(2015)年度
【中国】上海日本人学校・虹橋校 学校採用教員

群馬県の臨時教員を経て、現在小学部3年生の担任。

応募のきっかけは?

教員をしている友人から、海外の日本人学校について聞きました。世界中で暮らし、学ぶ子どもたちがいて、そこで教える先生がいることを知りました。私は、海外で学ぶ子どもたちの力になりたいと考え、 海外子女教育振興財団の第1期に思い切って応募することにしました。

日本人学校の様子

上海の気候は、私が暮らす群馬県よりもずっと暑くて、5月下旬には初夏となり長い夏を迎えます。学校は、いつも活気に満ち溢れ、朝から明るい歌声が聞こえます。着任式で、元気にあいさつをする子どもたち1300人に迎えられたときは感動しました。最初の出会いから「この学校で頑張るぞ!」という気持ちが強くなりました。学級の子どもたちは、明るくパワフルで元気いっぱいです。また、 全国から様々な経験を積んだ素晴らしい先生方が集まっています。同じ学年や各部会の先生方に、教えていただくことが多く、大規模校ならではの学年組織を中心とした教育活動を行います。 学校目標に「国際性豊かな児童を育成する」と掲げ、現地校との交流や異文化体験等の現地理解教育を推進し、全学年が週1時間ずつ中国語教師による中国語とALTによる英語学習を行っています。

現地での生活

上海での生活は、全く初めてのことが多く、最初の頃は、言葉(中国語)すら分からないので買い物もできませんでした。しかし、先輩方から上海での生活の仕方を教わりました。日本の生活用品を販売するスーパーや日本食の店も多く、生活に必要なものは、日本の価格よりは少々高くてもほとんど日本と同様に手に入るので特に困ったことはありません。中国の文化に触れ、特有のよさや日本との共通点を見つけるたびに感動しました。 それから、様々な国の人々が生活する国際都市であることから、人種や文化の交差点でもあると知りました。仕事以外では、休日にサークルや習い事ができるので、中国語とギターを始めました。毎日が充実していて、日本から離れていることも忘れてしまいます。

これから応募を考えている方に一言

各学校の情報は、HPなどで知ることができます。「この国で」「この学校で」と希望される方は、第1期募集で希望されるといいかと思います。また、日本と違った環境で働きたい、研修を深めたいと考える方も、思い切って希望されることをお勧めします。必ずそこには、新しい出会いと瞳を輝かせる子どもたちが待っているはずです。

上海浦西地区は、ビル・マンション街が広がり、日本人や欧米人が多く居住しています。地下鉄や公共バスのアクセスもよく、とても便利です。

個人通学以外の児童は、校車バスで登下校します。32台もの環境に配慮した電気自動車が校地内にずらっと並びます。下校時は、教師も全員が見送りをします。

毎年9月に行われる運動会。全校で「越えよう!」をテーマに紅白に分かれて競い、学習の成果を表現をします。応援合戦では1300名の熱い気持ちが伝わってきます。

朝の会の様子です。 毎日10分間の朝読書に続き、朝の会、1時間目の5分前まで10分間のイングリッシュタイムを行います。これで1日の学習が生き生きとスタートします。

一日のスケジュール

06:00 起床 朝食は、パン・ヨーグルト・フルーツを食べます。
07:00 出発 学校提供の同じ住居に住む同僚と学校がチャーターしてくれたバスにのります。
07:10 出勤 大通りや繁華街を抜けて、10分程度で到着します。
07:30 児童登校 保護者と一緒の個人通学以外は、校車バスで登校します。元気にあいさつを交わします。
08:45 授業開始 元気いっぱいの3年生を指導します。合言葉は「3SHINE」(サンシャイン)です。
12:30 昼食 子どもたちはお弁当を持参します。先生方は出前のお弁当を注文することもできます。
16:00 児童生徒下校 個人通学は保護者に引渡しをし、校車バスを手を振りながら見送ります。
16:20 会議・打合せ 月・水・金の終礼、各部の会議や学年の打合せをする時間があります。
16:55 退勤 教材研究や指導の準備などで、19:00頃まで仕事をすることもあります。
18:30 夕食 学校の近くは日本料理・中華・イタリアン等の飲食店が多く、外食をすることもあります。
20:00 家事 片付けや洗濯をして、ひといきつく時間です。入浴はバスタブにつかって疲れをとります。
23:00 就寝 1日を振り返り、明日に備えて寝ます。