海外学校関係者の方

教育活動等援助 過去の援助実績

マドリッド補習授業校(平成20年度)

(1)学校名 マドリッド補習授業校
(2)責任者名 運営委員長 阪田 和之
(3)担当者名 事務 榎本 万里子
(4)事業の名称 新設「総合授業」のための新カリキュラム開発事業
(5)事案の概要 本事業の背景は、国際結婚・長期滞在者の子弟が補習校の主流となり、生徒の実情に合わせた補習校独自の教育課程の編纂が急務となったことによる。 新カリキュラム開発事業では、従来の国語・算数に「総合授業」を新設、それに伴う「新カリキュラム」を導入。 日本文化を学び、地球規模での共生理念を育み、日本語能力の向上を目的とする。 長年にわたり、校長、教育指導者が不在であったため、外部国際教育専門講師を招聘し開発を進めた。 総合授業は生徒間の相互作用も図るため3学年合同で行い、本校の授業では取り扱っていない他科目の教科書を有効利用しながら、今年度は実験的授業が積極的に実施された。 11月には、総合学習で学んだことを発表する場として「学習発表会」を開催。 全校生徒が熱心に取り組み、総合授業の大きな成果を見ることが出来た。 また生徒・教師・父兄が一団となって協力するなど喜ばしい相乗効果も見られた。    生徒の希望する学習単元や、新しい企画などもふんだんに盛り込みつつ、来年度に向けての、小学部からセミナ−まで段階的に系統だって学習できる総合カリキュラムの基盤作成完了に到った。
(6)実施時期 2009年3月完了
(7)経費確定額 円貨換算額:736,663円 現地通貨合計額:EUR4,491.85
(8)成果物

・総合授業の記録
・アンケート
・学習発表会DVD、ガイドブック他
・総合授業年間カレンダー、総合学習内容一覧表
・校内新聞「はずむこえ」
・共通題の全校生徒作文
・文集「あおぞら」

(9)写真等

総合授業風景(小学部低学年)

総合授業風景(中学部)

第1回学習発表会「勧進帳」劇の様子(セミナ−クラス)

職員会議風景(招聘講師と共に)

課外授業(避難訓練)

書道専門家による書道の総合授業の風景(中学部)

財団援助額 360,000円