海外子女教育ニュース

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学校説明会・相談会を海外で開催(海外子女教育振興財団)(2018年8月号)2018.07.17

海外子女教育振興財団は例年、日本人学校や補習授業校等の協力のもと、帰国子女受け入れ校と共に「学校説明会・相談会」を実施している。海外に滞在している小・中学生とその保護者を対象に、進学に関する学校の情報や相談の場を提供することがおもな目的。
今年度は5月から6月にかけて北米と欧州、アジア(2回)で行い、北米は703人、欧州は807人、アジアは2回合わせて1,373人、総勢2,883人の来場者があった。
開催した都市は、北米がサンフランシスコ(サンノゼ)・ロサンゼルス・アグアスカリエンテス・シカゴ・デトロイト(5月5〜12日)、欧州がデュッセルドルフ・アムステルダム・ロンドン・モスクワ(5月17〜21日)、アジアがジャカルタ・バンコク・ホーチミン・マニラ(5月26〜31日)、北京・ハノイ・香港・台北(6月18〜23日)。一部の学校では、日本人学校の取り組みの一環として子どもたちも参加した。
はじめに本財団の教育相談員が相談事例等を交えながら帰国後の学校選択に関する講話を行ったのち、帰国子女受け入れ校がパネルトークを通してそれぞれ自校について紹介したほか、パワーポイントや映像を活用するなどしてプレゼンテーションを行った。続いて学校ごとに設けたブースで個別相談が実施され、本財団の教育相談員も教育に関する全般的な質問や相談にこたえた。さらに会場では参加していない受け入れ校のパンフレットや資料等も配付された。
来場者からは「当初は興味がなかったり知らなかったりした学校のプレゼンを聞けたのがよかった。受け入れ校の幅が広がっていることを肌で感じて、もっといろいろな学校を調べてみたくなった」「子どもと参加できたのが大きかった。学校のことは親任せにしていた我が子が真剣に資料を見て、先生がたに質問していたのがうれしかった」などの感想があった。
また参加校の先生からは「本校のことを知らないかたが多いことや、受け入れ校に求められるニーズを感じることができた。今後、受け入れ体制や広報をどうしていけばよいのかを考える貴重な機会になった」「保護者のかたや子どもたちと触れ合えたことはもちろんのこと、会場を提供してくださった学校やほかの参加校の先生がたと情報を交換できたのはとても有意義だった」等の声が聞かれた。
本会を担当した本財団の職員は来年度に向け、受験生や保護者に対して次のように呼びかける。
「学校選択の大切なポイントがわかります。参加校のなかに志望校がなくても、最新の日本の教育事情や受け入れ校について知るよい機会になります。本会でいろいろな情報を収集して、一時帰国した際の学校訪問等につなげていただけたら幸いです」。

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