海外子女教育ニュース

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第63回グローバル化社会の教育研究会開催(2018年4月号)2018.03.19

2月16日、63回目となる「グローバル化社会の教育研究会」が聖学院中学校・高等学校(東京都北区)で開かれ、「『地頭』がよいとは? 学ぶ力を引き出す教育の再生を」をテーマに、日本アクティブ・ラーニング学会事務局長兼理事の難波俊樹氏が「シンギュラリティ(人工知能が人類の知能を超える転換期)」「新しい大学入試」「これから必要な能力」について話題を提供し、来場者が意見を交換し合った。
難波氏はまず、シンギュラリティに向けて人と機械の情報のやり取りの方法が変わってくると説明し、人に求められる力のうち、特に汎用的能力が重要になるだろうと述べた。
さらに少子高齢化や社会のグローバル化等を背景に2020年から行われる新しい大学入試においては読解力や思考力に重点が置かれるようになると解説した。さらに「大学入学共通テスト」の試案問題には「圧倒的に文章量が多い」「精緻な知識がなくても解ける」「選択肢が一対一対応ではない」「正解が一つではない」等の特色が見られると言い、今後の教育に必要なのは基礎・課題学習等の繰り返し練習ではなく、必要な考え方を「学ぶべき要素」に分解してわかりやすく学習させ、教えられない「地頭」を鍛えることではないかと結んだ。
会場からは「知識や情報をいかに整理して課題を解決するか、考える力やコミュニケーション力が問われる時代になってきている」等の声が聞かれた。
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