海外子女教育ニュース

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外国語保持教室で夏のイベントを実施(海外子女教育振興財団)(2017年10月号)2017.09.15

海外子女教育振興財団の外国語保持教室は、受講生有志を対象に三菱東京UFJ銀行への見学ツアーを8月25日に、オーストラリアでのスタディーツアーを7月30日から8月9日まで行った。
当財団の外国語保持教室は、海外で身につけた語学力の保持を目的として、小学校2年生から高校3年生までの帰国子女を対象に開講している。
●詳細は、HPをご参照ください。
URL:  http://www.joes.or.jp/foreign/

■三菱東京UFJ銀行を見学

5年前から、「海外で外国語を習得し、異文化体験を持つ帰国子女に、キャリアを考えるきっかけにしてもらいたい」という趣旨のもと、企業の厚意で企業見学会を実施している。今年は中学生と高校生合わせて20人が、社会貢献活動の一環として「次世代の担い手育成」に取り組んでいる三菱東京UFJ銀行丸の内本館(東京都千代田区)を訪問した。
プログラムは9時から13時まで、英語と日本語を使い分けながら行われた。まず都市銀行の国内外における役割や同銀行のグローバルネットワークの説明を受けたのち、実際の職場を見学した。行内でも立ち入りが限られる厳重な金庫では、参加者たちは緊張しながらも興味津々。また、新入行員研修の一環である「札勘」体験では、模擬紙幣を手にして真剣に取り組んでいた。
その後、外国人執行役員であるChafetz氏による講話のほか帰国子女の行員二人によるパネルディスカッションも行われた。銀行で働く醍醐味や海外経験がどう生きているかなど、それぞれから具体的なメッセージをもらい、参加者たちから積極的な質問が多く出された。さらに行員食堂での昼食を体験したあとにも、行員からグローバル企業で働くことの楽しさについて聞く機会があった。
終了後、参加者たちは充実した表情を見せ、「私たちのためにここまでしてくださり感激した。将来に向けて貴重なひとときになった」等の感謝の声が聞かれた。


■JOES Study Tour 2017 in Rochedale

5年前から、「海外での生活や語学の感覚を取り戻させること」「今後の語学学習に刺激を与えること」「英語を使う楽しさや語学が自分の宝物であることに気づかせること」を目的としてスタディーツアーを行っている。昨年同様、ホームステイしながらブリスベン郊外にある公立小学校Rochedale State Schoolに体験入学。今年は小学四年生から中学二年生までの20人が参加した。
ブリスベン空港では校長先生と教頭先生が笑顔で迎えにきてくれ、参加者たちは学校に直行した。
到着後は校内ツアーに出発。トイレはそれ専用の建物があることやランチやお菓子などを買える売店があることなどに驚きの声が上がった。同校では中国語とフランス語が外国語として学ばれていて、四苦八苦しつつも楽しんで授業を受ける参加者の姿も見られた。
午前中には30分間のおやつの時間があるが、参加者たちはホストファミリーが用意してくれたおやつを10分ほどで食べ終え、残りの時間は現地校の友達といっしょに広い校庭を走ったり、サッカーボールを追いかけたりしていた。また、アボリジニーワークショップに参加したり、ローンパインコアラ特別保護区(動物園)に行ったりもした。
ツアー終了後、参加者からは「友達は世界中につくれることを学んだ」、保護者からは「子どもがひと回り大きくなって帰ってきた。貴重な体験になったと思う」などの感想が寄せられた。

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