海外子女教育ニュース

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学校説明会・相談会を海外で開催(海外子女教育振興財団)(2017年8月号)2017.07.19

海外子女教育振興財団は例年、日本人学校や補習授業校等の協力のもと、帰国子女受け入れ校と共に「学校説明会・相談会」を実施している。海外に滞在している小・中学生とその保護者を対象に、進学に関する学校の情報や相談の場を提供することがおもな目的。
 今年度は5月から6月にかけて北米・欧州・アジアで行い、北米は697人、欧州は730人、アジアは985人と、総勢2,412人の来場者があった。
 開催した都市は、北米がサンフランシスコ(サンノゼ)・ロサンゼルス・メキシコシティ・シカゴ・ニュージャージー(五月六日0十三日)、欧州がブリュッセル・ロンドン・デュッセルドルフ・アムステルダム(5月18日〜23日)、アジアがジャカルタ・シンガポール・バンコク・広州・香港(5月27日〜6月1日)。一部の学校では、日本人学校の取り組みの一環として子どもたちも参加した。
 会では本財団の教育相談員が相談事例等を交えながら一般的な帰国後の学校選択に関する講話を行ったのち、第1部として帰国子女受け入れ校がパネルトークを通してそれぞれの学校について紹介したほか、パワーポイントや映像を活用するなどしてプレゼンテーションを行った。続く第2部では学校ごとに設けたブースで個別相談を実施。また、参加している学校以外の受け入れ校の資料も配付されたほか、本財団の教育相談員が教育に関する全般的な質問や相談にこたえるブースも用意された。
 来場者からは「受け入れ校といってもいろいろな学校があって、その教育内容もさまざまであることがわかった。子どもにはどんな学校が向いているのか、家族でよく話し合って志望校を決めたい」「何をどう聞いていいのかわからないままブースに行ったが、先生がたが優しく話してくださり、学校のホームページやパンフレットでは知り得なかった貴重な情報を得ることができた」「海外生活が長く、受験がイメージできずにいたけれど、なんとなくがんばらないといけないんだなと思った。説明を聞きながら、こんな先生のいる学校はどんな学校かなあと想像も膨らんだ。自分が楽しめる学校を選んで、受験勉強をがんばりたい(生徒)」「志望している学校のブースに行ったら『待っていますよ』と言われてうれしかった(生徒)」などの感想があった。
 また参加校の先生からは「現地を肌で感じ、親御さんや子どもたちと話すことで、受け入れ校の在り方を考えるよい機会になった」「会場を提供してくださった学校やほかの参加校の先生がたと情報交換ができたのは大きな収穫。この収穫を今後に生かしていきたい」等の声が聞かれた。
 本会を担当した本財団の職員は来年度に向け、受験生や保護者に対して次のように呼びかける。
 「学校の選び方がわからないというかたには、どう情報を得て、どんな観点で調べればよいのか、そのヒントが見つかると思います。なかには学校のホームページやパンフレット等の情報で判断されるかたもお見受けしますが、それ以外にも魅力的な取り組みをしている学校は多くあります。また、参加校のなかに志望校がなくても、最新の日本の教育事情や受け入れ校の傾向について知るよい機会になります。どんな学校を選ぶかは人生を左右する大切な選択になります。本会で有意義な情報を収集していただき、一時帰国した際の学校訪問等につなげていただけたら幸いです」
 今回参加した学校は次のとおり。( )内の「米」は北米、「欧」は欧州、「ア」はアジア。会の詳細は本財団ホームページに掲載している。
 URL   http://www.joes.or.jp/kojin/kaigai_setsumeikai/
〈参加校〉
市川中高(欧)、岩田中高(ア)、かえつ有明中高(欧)、学習院中(米・ア)、関西学院千里国際中高(欧・ア)、慶應義塾ニューヨーク学院高(欧)、工学院大附中高(米・欧)、佼成学園中高(ア)、国際基督教大高(欧・ア)、駒込中高(米)、実践女子学園中高(ア)、自由学園中高(ア)、昌平中高(米・ア)、洗足学園中(欧)、中央大杉並高(ア)、帝京大小(ア)、東京都市大付中高(米)、東京都市大等々力中高(米・欧)、桐光学園中高(欧)、同志社国際中高(米・欧)、桐朋女子中高(米・ア)、文化学園杉並中高(米)、宝仙学園中高理数インター(米)、茗溪学園中高(欧)、目白研心中高(ア)、立命館宇治中高(米・欧)、早稲田大本庄高(米・欧・ア)、和洋九段女子中高(米)

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