海外子女教育ニュース

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外国語保持教室でトヨタ自動車(株)と日本航空(株)を見学(海外子女教育振興財団)(2017年6月号)2017.05.19

海外子女教育振興財団の外国語保持教室は3月27日、小学5年生以上の有志の受講生を対象に、愛知県でトヨタ自動車(株)のトヨタ会館と工場、大阪府で日本航空(株)関西空港支店の特別見学会をいずれも英語で実施。それぞれ近郊の受講生を中心に各13人、16人が参加した。
 本財団の外国語保持教室は、語学力の質を高めるために不可欠な「読み・書き」の力と、会話によるコミュニケーション力の強化を目的として、ふだんは土曜日(一部は平日夕方)に開講している。対象は小学2年生から高校3年生までで、首都圏・中部・関西のほかWEBサテライト教室を加えて約1400人の受講生が英語やフランス語の保持に励んでいる。
 今回の特別見学会は「グローバルな企業を訪れ英語で説明を聞くことで、学習の動機づけや今後の進路を考えるきっかけにしてもらいたい」という趣旨のもと、トヨタ自動車(株)と日本航空(株)の協力を得て実現した。
 愛知県におけるプログラムは10時半から13時までで、外国語保持教室の講師も引率者として参加した。はじめにトヨタ会館を訪れ、参加者たちは最新モデルの車やスポーツカー、バイオリンを演奏するロボットに歓声を上げたり、環境や安全への取り組み等に関する展示を見たりした。
 続いて、ガイドのバスに乗り、車を組み立てる工場を訪問。細かい部品の入荷・仕分けから、ボディーパーツの形成、組み立て等、徹底された管理システムのなかで自動車が完成されていく過程を間近に見学した。自主的に英語でたくさんのメモを取る参加者の様子に、外国人の観光客から「工場はもちろん、この子どもたちにも感動した」と声をかけられる場面もあった。
 終了後、参加者たちは満足げな表情で、「車がどうやってできるのかがわかってよかった。英語による案内がすべて理解でき、英語をしゃべりながら工場を回れたのが楽しかった」等と話した。
 一方、大阪府におけるプログラムは15時から16時半まで。参加者はまず日本航空の旅客部門と航務部門を見学した。旅客部門ではおもにカウンターでのチェックイン業務を中心に空港での乗客への応対について、また航務部門ではバックオフィスにて航務スタッフとパイロットがやりとりをするかたわらで、おもに飛行機の運航管理について説明を受けた。
 その後は会議室に場所を移し、航空会社の空港業務や飛行機の離発着作業に関する話を聞いたり、クイズ形式で日本航空や航空業界のことについて学んだりする時間が設けられた。
 ふだんは関係者しか入ることができないエリアで、緊張の面持ちで説明を聞きながらも積極的に質問したり、歓声を挙げながらクイズに答えたりする参加者の姿が見られた。
 終了後、参加者からは「英語でコミュニケーションを取ることで初めて、海外からの旅行者に対するカスタマーサービスの向上になることがあると知った。英語力を磨き、将来は空港のグラウンドスタッフとして働きたい」といった感想が寄せられた。
 外国語保持教室についての詳細は本財団のホームページをご覧ください。
 URL: http://www.joes.or.jp/kojin/hoji

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