JOESご利用者のみなさま

教育相談室 Q&A よくあるご相談 回答

  • 海外赴任が決まりましたが、子どもを帯同するか迷っています。

    現地での「安全な生活」が見込まれてお子さんが通える学校があるならば、家族が一緒に生活する選択をすることをお勧めします。ただし、学齢期が高い中高校生に関しては、お子さんの意思を尊重することが大切です。
    現地の教育情報や帰国時の学校情報が乏しい段階では大きな不安感が伴い、帯同に前向きになれないでしょう。親の海外赴任に何の迷いもなく同行しているお子さんはほとんどいません。受験期に差しかかっている場合にはなおさらです。
    このような時には、まず渡航時から帰国時までの学校関係の情報を家族で共有し、学校選択の一連の「青写真」を描いてください。
    今の学校で充実した学校生活を送っている場合はお子さんが海外の学校にも適応できると信じ、渡航前にできる語学の学習を計画的に進めてください。→ 親子教室子ども英語教室
    海外での生活は、お子さんの貴重な財産となるだけでなく家族の絆を深めるよいチャンスだと考えましょう。
  • 海外での学校をどのように決めたらよいでしょうか。

    海外での学校選択には、日本人学校、現地校、インター校、私立在外教育施設が考えられます。年齢や滞在期間からの選択の目安を考えると次のようになります。

    • 小学校低学年で帰国する場合⇒日本人学校
       * 母語の育成が重要な時期です。
    • 2年以下の短期間滞在の場合⇒日本人学校
       * 授業を理解するための現地語の習得には3〜5年かかります。
    • 中学校から高校で滞在の場合⇒現地校、インター校、私立在外教育施設
       * この学齢では、高校受験や大学受験時に合わせた帰国にも配慮が必要です。

    なお、これらの目安に加え家庭の教育方針やお子さんの資質も重要な判断材料になります。

  • 日本人学校に入るにはどうしたらよいでしょうか。

    日本人学校は、日本の教育制度に準じた教育を行っていますので、年度や学年の始まり、編入学年等は日本国内の学校と同じです。
    編入学時期に関しては一部の日本人学校を除き基本的に随時受けつけています。
    なお、特別支援を要するお子さんに関しては、すべての学校で特別支援学級を設置しているわけではありませんので、事前に入学・編入学予定の学校に相談してください。
    手続き関係の書類は、各学校で用意している「入学申請書」の他に国内から持参する書類として「在学証明書」「指導要録の写し」「健康診断票」「歯科検査票」があります。
    編入学のための書類準備や学校側の受入れ準備期間を考え、赴任が決まった時点で早めに両方の学校と連絡を取り手続きを進めてください。
    また、赴任年度に使う教科書は日本人学校に通うか否かに関わらず、本財団で受領して赴任地へ持参してください。

    教科書無償配布についてはこちら
  • アメリカの現地校への入学・編入学について教えてください

    まず入学・編入学に必要な書類、英文の「成績証明書」「在学証明書」「予防接種証明書」等を渡航前に用意し揃えてください。渡航後、学校や学校区のオフィスに提出します。
    あわせて、アメリカでは教育制度は州ごとに定められていますので、現地の教育委員会(School District Office)で学校情報を収集するとともに、学年を確認してください。 また、現地校情報サイトGreatSchoolsやSchooldiggerも参考にしてください。
    アメリカに限らず、お子さんを現地校に通わせるということは「お子さんに滞在国の国民としての教育を受けさせることである」と考えてください。
    アメリカの公立学校は学区制をとり、6歳で住居地の小学校に入学するところは日本と同じですが、学年の開始時期は州や学校によって大きな違いがあります。
    本財団パンフレット『現地校入学のために』(アメリカ) や刊行物『アメリカの現地校に通うということ』(本体価格:600円+税)にも詳細が掲載されています。
  • イギリスの現地校への入学・編入学について教えてください

    公立学校は、学区制を採用していますので入学・編入学を希望する場合は、学区内の地区教育局(Local Authority/LA)に申請します。入学申し込みに関しては学区内の学校を6校、編入学申し込みに際しては、3校選ぶことができます。地区の教育局では希望校の中から定員に空きのある学校のうち、自宅より一番近い学校を指定してきますので希望者は、その学校に通うことになります。
    希望した学校が定員を超えている場合には、別の学校を指定されます。この場合は希望校が空くまで指定された学校に通いながら待つことができます。指定された学校を断る場合は私立学校やInternational Schoolを選択することになります。
    英国の学校を調べるには次のサイト等が参考になります。
     ・ http://www.ofsted.gov.uk/(OFSTED)
     ・ http://www.isc.co.uk/(私立学校検索サイト)

    本財団パンフレットもご参考ください。『現地校入学のために』(イギリス)

     
  • 授業で使用される言語が英語の学校に通うには、出国前にどんな準備をしたらよいですか

    小学生の段階では、次のことができるようにしておきましょう。
    • 「名前・年齢・学年を言える」
    • 「アルファベットの読み書きができる」
    • 「英語のつづりと発音との関係が分かる」・「基本的な挨拶ができる」
    • 「クラスルームイングリッシュ(指示語、表現)が理解できる」
    • 「住所・電話番号等が言える」
    中学・高校生の段階では学習内容も難しくなります。英語のテレビや映画を視聴したり、日記を英語で書いたり、英語の本を読んだり、本や映画の感想を英語で話したりしてみるなど、英語で考え学ぶ習慣をつけることが大切です。あるインター校では入学・編入学する時に、次のような簡単な試験を行います
     
    • Reading(10種類ほどの文章読んで質問に答える。日常の生活など、例えばお天気の事などについて述べられている文章。)
    • Listening (15ほどの会話を聞いてそれについて答える。例としては2人の友達が電話で会話をし、飛行機の出発時間や目的地についての会話をする聞きとり。)
    • Writing(250〜300語程度で文章が書ける)
    • Speaking(絵を選んでそれについて簡単な会話で答える)
    試験対策には、英語を母語としない中高生の英語運用能力を測定するTOEFL Junior Testや、アメリカの高校の交換留学希望者に対して実施するELTiS(English Language Test for International Students)等の英語運用能力を判定する試験で準備するとよいでしょう。
  • 現地での幼稚園はどのように選択したらよいでしょうか

    幼稚園を選ぶにあたっては次のポイントに注意しながら、決めることが大切です。
     
    • 設立母体(公立・私立・教会系等)
    • 園の教育方針(保育時間・食事等)
    • 教育内容・教職員の質・施設・設備等
    • 使用言語(日本語・英語・現地語等)
    • 通園(時間・距離・送迎の手段等)
    特に幼稚園は通うのに便利であることが重要です。また、幼稚園の評判をまわりから聞いておくことも大切です。疑問に感じることがあれば、直接、電話やメール等で問い合わせをしてもいいでしょう。
    上述したポイントを基に保育時間、週の開園日数、保育料(月謝はどのくらいか)、1クラスの園児の数、先生の数、(認定団体は何か)等、を考慮した上で決定してください。
     
  • 幼児を帯同する場合、心がけておいた方がよいこととは?

    幼児期は、基本的生活習慣のみならず、母語としての日本語を身につける大切な時期でもあります。基本的生活習慣とは睡眠・用便・衣服の着脱・清潔等に関する正しい態度や技能、マナー等を言います。幼児といえども年齢相応の社会性や自主性をきちんと持っていなければなりません。家庭の中では役割を持たせるとともに、両親自らも手本を示すことによってお子さん達にこれらの力を育んでほしいと思います。
    現地の幼稚園等に入園すると、あっという間に現地の言葉を覚える傾向がある反面、母語の日本語力は急速に衰えていきます。将来、外国語に精通することは魅力的なことですが、国際人として活躍するためには豊かな知識や教養に裏づけされた日本人である必要があります。そのためには、母語確立に大切なこの時期を逃さないようにしましょう。母語を確実に身につけることは、外国語を習得するためにも必要です。

    本財団パンフレットもご参考ください。

    母語の大切さをご存知ですか?

    小さな子どもと送る海外生活


     

  • 現地校、インター校での学年の決め方について教えてください

    日本では、学校の一年は4月に始まり3月に終わります。お子さんの学年は、その子の4月1日現在の年齢で決まります。一方、現地校・インター校では、それぞれの学校区や学校で、新学年の開始日とお子さんの学年を決める基準日が決まっています。両者は一致しない場合もあります。例えば、新学年は9月に始まるのに、お子さんの学年は10月1日の年齢が基準になるというような場合です。
    海外の学校に編入する時は年齢相当の学年に入るのが基本ですが、学校の勧めや保護者の希望によって柔軟に決める場合もあります。
    日本に帰国した時は、義務教育期間であれば原則として年齢相当の学年に入ることになります。高校生の場合は、海外の学校で修了した学年を考慮して決定されます。
     
  • 海外での特別支援教育について教えてください

    日本人学校では特別支援を重要な課題ととらえてはいても、特別な施設を作ったり専門のスタッフをおいたりする学校は少なく、「教室内での配慮」という対応が多くなっています。
     一方、現地校における対応は、その国や地域の方針に従って決まるので具体的に調べる必要があります。基本的な考え方は一様ではありませんが、特別支援の重要性についてはだいたい共通に認識されています。
    インター校の場合はそれぞれの学校のポリシーによって対応が決まってきます。保護者が特別な負担を求められる場合もあります。
    特別支援の必要なお子さんを「海外に帯同するのは無理」と初めからあきらめるのではなく、学校選択による可能性を検討してみるとよいでしょう。
    特別な配慮(障害や不適応など)を要するお子さんに関する相談については、専門の機関である独立行政法人国立特別支援教育総合研究所にて相談を行っています。
     
  • 補習校に通わせるか迷っています

    補習校では日本の教科書を使い、国語や算数(数学)などの教科を勉強します。土曜日や平日の放課後という限られた時間ではありますが、子どもたちが帰国した時、日本の学校生活にスムーズに入っていくためには補習校の生活や学習は大変役に立ちます。
    小学校低学年までは母語としての日本語の確立がまだ不十分なので、たとえ週に一回でも日本語の環境で生活することは言語の基礎を失わないためにも大きな意味があります。
    現地の生活に慣れないうちは日本語で自由に生活でき、解放される時間ともなります。
    現地校やインター校と補習校の二つの学校に通学するのは大変なことですが、同じように努力している仲間がいることは励みになり、力となります。現地校に慣れ、高学年になってくると両立が難しくなってくるかもしれませんが、その苦労は将来につながる力となって報われるのではないでしょうか。
    さらに、保護者同士の貴重な情報交換の場にもなりますので、ぜひ通わせられることをお勧めします。
  • 住居の近くに日本人学校はありますが、せっかくの海外なので外国語を学ばせたい

    日本人学校では、日本での学習を遅らせることなくそのまま発展させることができるだけでなく、現地理解や交流を日本語の助けのもとに進めることができるという利点があります。
    一方で、現地校やインター校で外国語の環境の中で生活することは、大きな努力を強いられるかわりに人生の中で得難い体験をすることになるでしょう。ただし、年齢に応じて、母語としての日本語の確立、帰国してからの日本での学習への備えなどに配慮することが必要になります。
    どちらを選ぶかによって生活のリズムも変わってきます。現地の状況、お子さんの性格、保護者の学校との関わり、経済的な負担など様々な要素を総合的に考慮して判断し、一度選択したらその学校のメリットを最大限に生かせるように、お子さんの環境を整えていただきたいと思います。
     
  • 現地校・インター校での学習のスタイルについて教えてください

    現地校・インター校では「自分で考え、自分の意見を持つ」ことが重視され、授業への積極的な参加が求められます。たとえ言語が不完全であっても自分に自信を持ち、積極的にコミュニケーションを取り、発言をできるだけするようアドバイスしましょう。宿題は重要な位置づけになり、保護者のサポートが必要になります。どんな宿題が出されたかを記入するノートを用意し、初めのうちは先生に書き込んでもらってもよいでしょう。
    英語を身につけることが何よりも現地校の適応を早めますので、ESL等での学習に励むほか必要に応じて家庭教師(Tutor)をお願いすることも1つの方法です。教科書は貸与になる場合が多いので、主要教科等の教科書は購入して家庭で予習・復習ができるようにすると役立ちます。本財団発刊の学習言語の日英対訳集『新ことばの手引き』の利用は、算数(数学)や理科を学習するうえで役立ちます。

    出版物のご紹介(お申し込みなど詳細はhttp://juko.joes.or.jp/shop/default.aspx

    ・『新・ことばの手引き』

    ・『インターナショナルスクールは通うということ』

    ・『アメリカの現地校に通うということ』

  • 現地校・インター校に入学・編入学した場合、日本の学習はどのように進めたらよいでしょうか

    基本的には現地校・インター校での学習を中心に進めることが大切です。しかしいずれは日本に戻ることを考えると、日本の学習を計画的に進めていくことは必要です。
    帰国後の学習適応の鍵となるのは「国語力」です。海外で学年相応の国語力を身につけさせるためには補習校や通信教育の学習が大切です。補習校がない地域に住んでいる場合や補習校で学ばない教科については通信教育の受講をお勧めします。
    話し言葉は自然に覚えられても、文字は意識的に訓練して練習しないと身につきません。家庭では日本語による読書、教科書の音読、日記をつけることなどを継続して日本語の読解力を育てていきたいものです。ただし無理のないペースで、計画的に日本の学習をキャッチアップしていけるよう配慮してあげましょう。

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  • 子どもの日本語力が低下してきたら家庭ではどのように対応したらよいでしょうか

    母語がもっとも発達するのは2歳から4歳ごろと言われています。さらに母語で学習できるレベルにまで力を養うには10歳前後までかかります。
    思考力や学習力を高めていくには、土台となる日本語がしっかりしていることが大事です。
    そのためには、家庭では必ず日本語を使うよう心がけることなどが大切です。とくに学齢期のお子さんであれば家庭では現地校もしくはインター校の学習の手助けをする以外は意識的に正しい日本語を使うことに徹しましょう。発達段階に応じて、読み聞かせや音読、読書、また日本人の子ども同士の交流などに努めることもお勧めします。
    日系幼稚園や日本人学校に通わせても、日本語を使う場面が限定されますので、日本にいる親類や友人等との手紙や電話、Eメールでのやり取りのほか、一時帰国を利用して体験入学をすることも役立つでしょう。また、補習校に通ったり、通信教育を受講したりすることは日本語の保持・伸長に大きな役割を果たします。

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  • 現地校・インター校からの高校受験について教えてください(帰国のタイミング)

    高校の受験では原則として海外の学校教育における9年の課程を修了していること、あるいはその年の3月末までに修了見込みでなければ、出願資格が与えられません。海外の現地校等の年度修了月は日本の学校と異なりますので、上記の条件を満たさない場合は日本の中学校に遅くとも12月頃までに編入学することで、その学校の卒業見込みで受験する方法をとることが可能です。

    9年の課程を修了するまで現地に滞在できる場合は、編入学試験を受け、9月より高一として編入学する方法もあります。

    ※JOES発行の『帰国子女のための学校便覧』にて編入可能な学校をお調べいただけます(お申し込みなどはこちらから)

    ※編入は各学校の個別対応となりますので、志望する学校へ直接お問い合わせください

  • 帰国生枠での大学受験について教えてください

    国内の多くの大学で帰国生入試(AO入試を含む)を実施しています。受け入れにあたっては各大学・各学部によって様々な資格条件が設定されています。


    ・海外での在籍年数

    ・海外の高校を卒業(学校教育における12年以上の課程を修了した、あるいは修了見込み)していることの要・不要

    ・単身留学や単身残留は認められるか

    ・高校卒業後の年数制限はあるか

    ・統一試験の受験の要・不要など


    帰国生入試の選考方法は、
    文系では、書類審査、外国語、小論文、面接
    理系では、書類審査、外国語、数学、理科、小論文、面接で行われるのが一般的です。面接は日本語で行われるのが一般的ですが、場合によっては外国語による質疑応答も行われます。
    願書の出願時期は早いところでは6月から始まり、入試時期は7月〜3月までと幅があります。出願に際しては、各種の書類や証明書が必要となり、滞在国でしか準備できないものもありますから、志望校が決まったら早めに募集要項を入手して、出願資格、提出書類の確認を行ってください。
     

  • 帰国後の学校選択について教えてください

    日本国内で帰国生受験を実施している学校は、全国で1,200校以上になります。それぞれの学校には特徴がありますが、大きな括りで考えてみると、入学・編入学で帰国生の募集人数を別枠で設けている学校。人数は特に定めないが、審査にあたって何らかの配慮をする学校。また、海外生活によって不十分になった日本の学習を入学後に特別なカリキュラムを設定して補ってくれる学校、入学後の特別な配慮はなく遅れた部分は自力で努力して補うことになる学校、また海外で習得した語学力や生活経験を維持・伸長することに力を入れている学校、あるいは進学校として学力向上を中心に力を入れている等様々です。できればお子さんと一緒に学校訪問もして担任の先生と話したり、校内の様子を見たりしてみましょう。
    学校を選択するには家庭の教育方針、お子さんの性格、学力、興味関心等、総合的に判断し目標を絞り込んでいくことが大切です。最終的にお子さん本人が「充実した学校生活を送れるのはどの学校か」ということになります。
     

    帰国生受験の資格・条件などは『帰国子女のための学校便覧』に掲載しています。お申し込みなどはこちらから。
     

  • 帰国後、日本の学校にスムーズに適応するためにはどうしたらよいでしょうか

    海外生活が長くなればなるほど現地での生活に慣れ、それが日常となってきます。その状態から日本へ帰国すると、滞在期間によって違いはあるものの、お子さんは新たな環境に来たという意識を持ちます。大人は元の生活環境に戻ったと思えても、お子さんにとっては「異文化」になるのです。
    そこで海外で生活を始めた時の思いを蘇らせてください。何を心配し、何に気遣いされましたか。「言葉」「学校制度」「学用品」「持ち物」「お弁当」等々、細かなことに気配りされたことでしょう。過剰に神経質になることはよくありませんが、お子さんに戸惑いがあることを理解してあげてください。
    学校生活に適応するための入り口として、学校の入学・編入学手続時にご両親揃って出向かれて、海外での生活状況を話し、「家庭でも努力しますが、未経験から戸惑ったり周囲に迷惑をかけたりすることもあるかと思います。その時は先生方のフォローをお願いいたします」と丁寧にお伝えすることから始めてください。
     

    帰国子女受入校は『帰国子女のための学校便覧』で日本全国を網羅しています。お申し込みなどはこちらから。

  • 帰国後、身につけた外国語をどのように保持したらよいでしょうか

    グローバル人材の育成が求められる現在、せっかく海外で身につけた外国語力の保持は大きな関心事でしょう。海外では日常の生活や学校で使用していた言葉も帰国すると完全な第2言語となって生活では必要のない言語になってしまいます。言葉は使わなければ自然に忘れていくものです。本人の滞在年数や年齢等によって忘れる速さや量は異なると言われています。したがって個々に保持しようとする目標を設定することが大事になってきます。
    具体的な取り組みとしては外国語を使う環境を作ることです。外国語の本を読むこと、ビデオやテレビ等で聞くこと、本財団の外国語保持教室等でネイティブの先生と話すことを併せて行うのがよいでしょう。
    ただ、海外生活では必須であった外国語の習得が帰国すればそうではなくなります。保持の方法を考える以前に、その言葉への興味・関心と学習意欲を保持することが大切です。それには親が外国語に興味・関心を寄せることが大きな力となります。

    JOESでも1974年から帰国子女のための外国語保持教室を設置しております。詳細はこちらから。